JAえちご中越なんかん青年部 - NO AGRI NO LIFE

内山農園は、新潟県のほぼ真ん中に位置する『燕三条』で11代続く農園です。現在は３名のスタッフとアルバイト数名で、年間約60品目を栽培しています。
内山農園では、有機質肥料を100％使用し、緊急時以外は農薬を使用していません。防虫ネットや防草シートなどを利用し、完全無農薬を目指して日々研鑽しています。しかし、残念ながら無農薬で育てた野菜に対する評価はあまり高くないのが現状です。それよりも価格を重視する傾向が消費者にあるからです。
それでも。
私たちは自分達が食べたいと思えるものを育てていきます。それが私たちが目指す農業の形だからです。

飲食店約30軒、学校や病院給食、量販店、道の駅等で取り扱って戴いている内山農園のお米や野菜達。近隣の飲食店には、朝採りの野菜を当日のランチに間に合うよう、午前中に配達しています。取引を始めてすぐの頃は、市場に出荷されているものよりも高いと感じていらっしゃったシェフの方々にも、徐々に鮮度の良さを評価して戴けるようになりました。特にサラダ用のレタスやベビーリーフなどは重宝されています。
自分たちが頑張って育てた野菜が、たくさんの人の食卓に届く。それこそが一番の喜びであり、この仕事を続けているひとつの大きな理由になっています。
これからも私たちは農業と向き合い、農業の魅力を発信し続けていきたいと思っています。