お知らせ

【田上支部】梅干し、干しましたか?

JAえちご中越管内最北にあたる新潟県田上町(たがみまち)。
前回は梅の収穫が始まったことをお知らせいたしました。

記事はこちら→【田上支部】たがみのブランド梅「越の梅」が旬を迎えています!
その時漬けた梅干しは今どうなっているか、というと、梅の土用干しを行う時期となっています!
今年、土用の期間中(2025年は7月19日が土用入り、8月6日の土用明け)は天気も良く、梅干しを干すには最適とされています。
盟友の山川さん(田上支部:山川仙六農園)は7月19・20・21日と梅の土用干しを行いました。
台を作り、簾(すだれ)を敷き、風通しを良くした干場に1つ1つ丁寧に並べていきます。

山川さんの作る梅干しは昔ながらの無添加梅干し

   

原材料は田上産の「越の梅」「紫蘇」「塩」のみ
ハウスの中は今まさに天日干しされた梅の香りでいっぱいです。
3日間干した後の処理をご紹介します。

   

田上町の越の梅干しは、干した後、赤梅酢に戻すのが一般的です。地域によっては干したらカラカラのまま保存するところもあるそうですが、越の梅はふっくらとした果肉を生かすために、たっぷりの汁の中に戻して熟成させます。
食べられるようになるのは秋彼岸の頃(2025年9月20日)。約2カ月、赤梅酢をたっぷり吸って熟成した新潟の無添加梅干しを、ぜひ楽しみにしていてください!

*えちご中越青年部田上支部ではワークショップや食農教育、食育の相談も行っています。「地域の文化を後世に」。食と農を次世代へつないでいきます。